仲間とともに頂点めざす 全福学童野球12チームで開幕
2022年07月30日 のニュース

福知山の学童球児の甲子園とも呼ばれる「第52回全福知山学童野球大会」が30日、福知山市和久市町の福知山球場(愛称・福知山SECカーボンスタジアム)で開幕した。市内の12チームが出場し、トーナメントで競い合い、仲間とともに頂点をめざす。
市などが主催し、市野球協会が主管する。両丹日日新聞社など後援。今回は新型コロナウイルス感染防止対策として、可能な範囲でマスク着用を呼びかけたり、密にならないよう促したりするほか、給水タイムやベンチ近くに大型扇風機を設置し、熱中症対策にも努める。
試合に先立って午前9時から開会式があり、保護者らがスタンドで見守るなか、昨年優勝の惇明ホークスを先頭に、各チームが引き締まった表情で入場した。
大橋一夫市長、市野球協会の森下時彦会長のあいさつなどに続き、上豊ボアーズの主将、藤村維人君(6年)が選手宣誓。「監督とコーチ、家族への感謝を忘れず、最後の一球まで諦めずに、全力でプレーすることを誓います」と宣言した。
このあと、成仁ジュニアーズ対庵我少年野球クラブ戦を皮切りに、熱戦の火ぶたが切られた。31日に2回戦、8月6日に準決勝をし、決勝は8月7日に行われる予定。
写真=開会式で力強く選手宣誓する上豊の藤村主将(30日午前9時30分ごろ)