土用の丑 パリっと香ばしく、ウナギ焼き上げ大忙し
2022年07月23日 のニュース
ウナギを食べて夏バテ防止をと、「土用の丑」の23日、京都府福知山市内の飲食店は、朝からウナギを焼く作業で大忙し。タレを付けてパリッと香ばしく焼き上げて、厨房に甘い香りが漂っている。
末広町の料理旅館「丹波の奥座敷たかた荘」(高田義巳社長)では、名産地の静岡県浜名湖産を仕入れた。串打ちした一尾を大瓶にたっぷり入れた特製タレに3回浸し、味を凝縮させるために火加減を見ながらじっくりと手焼きした。
安食茂料理長は「できるだけ多くの方に食べていただきたいと、受付日を分けてフル回転で焼いています。ウナギを食べてコロナと夏の暑さを吹き飛ばしていただきたい」と話していた。
23日は二十四節気の一つで、一年でもっとも暑さが感じられるころとされる「大暑」。今後も30度超えの暑い日が続く見込みで、ウナギを食べて夏の活力を付けたい。
写真=焼き上がったウナギが香ばしく(23日午前10時ごろ、たかた荘で)