気分は藤井聡太竜王　福知山城にフォトスポット

　藤井聡太竜王を迎え第35期竜王戦第4局が11月に開かれるお城に、「将棋フォトスポット」が設置されている。会場は京都府福知山市の福知山城天守閣。福知山市役所将棋部（圓山浩司部長、9人）が備品の将棋盤と駒を置いた。室内に入ることもでき、プロ棋士さながらの写真を撮って楽しめる。

　城では2018年にも竜王戦第4局が開かれ、当時の羽生善治竜王と広瀬章人八段が対局した。フォトスポットの和室には、その時に使用した「福知山対局」と書かれたパネル、写真などが飾られている。

　同部は前回の竜王戦を受けて発足し、新たな竜王戦に向け福知山を盛り上げようと将棋盤の設置を提案した。

　1階の和室に設置されており、誰でも自由に入って写真が撮れる。また、混雑していないときは将棋盤と駒を使って対局しても良い。設置は10月31日まで。

　圓山部長は「福知山城が会場になっていることをたくさんの人に知ってもらいたいと思い企画しました。市内の将棋文化の向上にもつながればうれしい」と話している。

写真＝プロ棋士になった気分で写真が撮れる