新十両の千代栄関に福知山城の化粧まわし 後援会が贈る
2022年07月07日 のニュース

京都府福知山市出身で、京都共栄学園高校柔道部OBの千代栄関(31)=本名・岸栄太、九重部屋=の十両昇進を祝い、後援会が発注した化粧まわしが完成した。福知山城がデザインされていて、東十両14枚目の番付で出場する7月場所(名古屋場所)初日の10日から5日間、十両土俵入りで着用する予定という。
後援会は、柔道部の総監督を務めていた芦田武志郎さん、監督だった柿原功二さんが立ち上げた。化粧まわしには、福知山城の刺繍のほか、「千代栄」「京都共栄学園」の文字が入っていてる。
届いた化粧まわしを試着した千代栄関から、柿原さんに電話があり、「手縫いの良いものをもらってうれしい。つけ心地も良くて、7月場所以降も着用できるようにがんばりたい」と感謝していたという。
柿原さんは「良い化粧まわしができたので、一場所でも多く活躍してほしい。また化粧まわしは高額のため、購入費に充てる後援会への寄付についても、まだ受け付けていますので、よろしくお願いします」と協力を呼びかけている。
後援会の会費(寄付)は一口5千円で、共栄学園ホームページの特設ページから申し込む。問い合わせは共栄学園高校、電話0773(22)6241へ。
写真=完成した化粧まわしを試着する千代栄関