毒のある体液に注意 駒場新町でヒラズゲンセイ発見

2022年06月30日 のニュース

 京都府福知山市駒場新町の石崎清美さん宅で28日、触ると水ぶくれを引き起こす昆虫「ヒラズゲンセイ」が見つかった。赤い体でクワガタによく似たアゴを持つ。体や脚の関節から分泌する黄色い体液に毒があるため、うっかりと触らないように注意が必要。

 ツチハンミョウ科の昆虫で6月から8月にかけて活動し、体長は2~3センチ。林などが生息域だが、民家や街中にすみつく場合もある。こちらから触るなどしなければ、特に害はない。

 石崎さんが自宅ポストの支柱にとまっている所を発見した。「見たことのない赤い虫なのでびっくりしました。自然界での赤色は毒がある印だと思い、調べるとその通りで家の外に逃がしました」と話していた。

 市自然科学協力員は「市内では見かけたことがなく、かなり希少です。ただ、毒があるので安易に触らないように気を付けてほしい」という。

 

写真=石崎さん宅で見つかったヒラズゲンセイ

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