誇りを胸に新たな目標を 陸自7普連で候補生課程修了式
2022年06月27日 のニュース

陸上自衛隊第7普通科連隊(前野直樹連隊長)は26日、京都府福知山市天田の福知山駐屯地体育館で自衛官候補生課程の修了式をした。約3カ月間の前期教育を終えた56人が自衛官としての決意を新たにした。
修了したのは、18歳から29歳までの新入隊員。4月から同駐屯地で、動きを合わせる基本教練や戦闘訓練、25キロの行進訓練、射撃訓練などを重ね、自衛官として必要な技能や知識を習得した。
修了証書授与などのあと、前野連隊長は「これから自衛官人生が本格的に始まります。それぞれの任地に配属され、職種に応じた後期教育に入るが、その際にさまざまな困難に直面しても、培った強い責任感と誇りを胸に新たな目標に挑んでほしい」と激励した。
修了隊員を代表して、難波哲史さん(24)は「歴史と伝統ある第7普連で、自衛官の基礎を学ぶことができたことを誇りにし、同期の絆を忘れず教育を精いっぱいがんばります」と決意の言葉を述べた。
候補生は2等陸士となり、全国各地の赴任先で、約3カ月間の後期教育を受ける。
写真=修了式に臨む自衛官候補生