憧れの舞台で試合「この年で夢のよう」 福知山倶楽部、おじいちゃんの甲子園出場  

2022年06月27日 のニュース

 11月に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場などで開かれる「第6回おじいちゃんの甲子園大会」(日本生涯還暦野球協会主催)に、京都府福知山市の福知山倶楽部(大西功代表)が初出場する。60歳以上の男性による軟式野球の全国大会で、関西地区の予選会を突破して出場権を得た。メンバーは「憧れの甲子園で試合ができるのは、夢のようで楽しみ」と胸を弾ませている。

 福知山倶楽部は、2001年に発足。部員は現在61歳~82歳の27人で、かつて高校球児だったメンバーが多い。京都還暦軟式野球連盟に加盟していて、年間2回の総当たりリーグなどに出場し、汗を流している。

 関西予選は19日に奈良県宇陀市であり、4チームずつの5ブロックに分かれてトーナメント戦をした。福知山倶楽部は初戦で、藤井寺OB(大阪)と対戦し、20安打を記録して16-4で快勝した。

 決勝の相手は、大阪河南球友クラブ(大阪)。2回表に安打を重ねるなどして3点を先制したが、4回裏に3点を返されて同点に。それでも集中力を切らさず、5回表に2点を奪い、最終的には5-4で勝利を収めることができた。

 大西代表(78)は「勝って甲子園で試合をしようと、チームが一つにまとまり、これまでにないほど、気合が入っていました。この年になって、ユニホームを着て夢のグラウンドに立てるのは、とてもうれしい。勝ち負けも大事ですが、しっかり思い出をつくりたい」と話している。

写真=甲子園での試合を楽しみに待つ福知山倶楽部のメンバー

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