空梅雨「あっつ~」 猿ケ島のサル苦悶

2022年06月25日 のニュース

 近畿地方に暖かい空気が流れ込んだ24日は、各地で今年初の猛暑日を記録した。京都府福知山市では最高気温32・4度(午後2時56分)と上昇し、猪崎の三段池ラビハウス動物園そばにある猿ケ島では、空梅雨の暑さに日陰へ逃げ込んだニホンザルたちがうなだれていた。

 「福知山も今季初の猛暑日になるかもしれない」。表情豊かなニホンザルの写真を撮ろうと、望遠カメラを担いで昼から猿ケ島に出かけた。

 午後2時前、空は雲で覆われて小雨がパラついて涼しく感じられた。持参した温度計を見ると26度前後で、「これはだめだ」と雨が上がるのを待った。

 2時30分ごろになると快晴となって気温はぐんぐんと上がり、一面コンクリートの猿ケ島周辺は35度付近にまで達した。

 このころになると無邪気に跳びはねていた猿たちは猿ケ島の山のくぼみや壁際の日陰に入って座り込んだり寝そべったり。「きょうの日なたぼっこは無理」とでも訴えるかのように苦悶の表情を浮かべていた。

 京都地方気象台によると、京都府の向こう一週間は猛暑日に迫る暑さが続く見込み。熱中症対策のため小まめな水分補給が必要。

写真=「この暑さはまいった」

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