幸せ呼ぶ青色カエル 保育園児の兄弟が発見「いいことあるかな」
2022年05月21日 のニュース

京都府福知山市内の保育園児、玉井想君(5)と結君(3)が自宅の駐車場で、青色(水色)のカエルを見つけた。家族は「青いカエルは幸せを呼ぶと聞いたことがあります。いいことがあるかな」と喜んでいる。
カエルといえば黄緑というイメージを持っていたが、ちょうど宮津市にある水族館「丹後魚っ知館」で水色のカエルを見て帰った矢先の出来事だった。「なぜここにいるの。帰るとき車を追いかけてきたのかな」と驚いたという。
カエルは体長2・5センチほどで、アマガエルとみられる。体から脚までが水色で、一部に模様がみられる。コンクリートの駐車場にいて、ひときわ目立っていた。
福知山市自然科学協力員の太田明宏さんは「背中の模様はモリアオガエルに似ていますが、体長など特徴から考えるとニホンアマガエルと思われます」と説明する。
さらに、「アマガエルは周りの環境に合わせて黄緑や茶、灰色などに体色が変わりますが、水色になるのは珍しく、黄色の色素が欠乏した個体かもしれません」と話していた。
写真=自宅駐車場にいた青色のカエル