日々濃さ増す青もみじ 奥野部の長安寺
2022年05月11日 のニュース

丹波のもみじ寺として知られる京都府福知山市奥野部、臨済宗南禅寺派・長安寺(正木義昭住職)で、「青もみじ」が見ごろを迎えている。
境内や参道沿いにヤマモミジやイロハモミジ、ノムラモミジなど約550本があり、毎年晩秋になると紅葉し、観光スポットとして多くの人たちが訪れる。
今の時期は青もみじを見に来る人が多く、差し込む日の光に若葉が輝き、時折吹く風に枝が、そよと揺れる。
日中は夏を感じさせる陽気の日もあるが、参道は葉が重なり合って緑のトンネルを作り出し、参拝者たちが涼しさを感じながらゆっくりと通り抜けている。
正木住職(63)は「連休前ごろから青く目立ち始め、今が盛りで、これから夏に向けて日に日に色が濃くなっていくでしょう」と話している。
写真=日の光を受ける参道の青もみじ