京都府知事選、願い託す一票どちらに? 10日の投開票を前に市民の声

2022年04月07日 のニュース

 京都府知事選挙の投開票日(10日)が迫ってきた。新人の梶川憲氏(62)と現職の西脇隆俊氏(66)の無所属2陣営がしのぎを削っている。福知山市内の有権者は、願いを託す一票をどちらに投じるのか。その判断基準や新知事への要望など、まちの声を聞いた。

 中学生1人、小学生2人を育てる女性(37)は「給食費の無料化など、公平性のある施策に取り組んでほしい。小学校までは、放課後児童クラブなど、学校以外に子どもの居場所がありますが、中学生になると無くなるので、そのあたりも検討してもらえそうな候補に投票したい」と話す。

 三和町でクリやイチゴ、トマトなどを栽培する農家の男性(49)は「担い手の育成は大事。新規就農をめざす当事者への支援はあるが、受け入れる側の地区への補助も検討してほしい」という。

 福知山の観光促進事業に携わる男性(41)は「府北部への観光客は、少しずつ戻ってきているものの、新型コロナウイルス流行前に比べると、まだまだ少ないのが現状です」と分析。「集客力を高めるため、府には海の京都と森の京都、各市町の連携強化を図ってほしい」と要望し、「行政はPRがうまくないと感じる部分があり、民間の力も借りつつ、アフターコロナを見据え、世界に府北部の魅力をもっと発信してほしい」と望む。

 ここ10年で、自宅が3度の床上浸水被害に遭った大江町の男性(80)は「水害への対応については、行政は府を含めて前向きに取り組んでいただいていると思います。大江美河橋に隣接する排水ポンプ場などは、まだ完成していないので、着実に進めていただければ」と話す。

 また福知山市、特に大江町の過疎化が進んでいる現状に、危機感を感じている。「新型コロナ禍で、若者の田舎への移住が増えていると聞きます。自然など特色を生かした移住、定住促進の方策を考え、実践してほしい」と要望していた。

 福知山公立大学に通う3回生の女子学生(20)は「新型コロナウイルスの感染拡大で、オンライン授業になったり、学生同士のコミュニケーションが取りづらかったりして、大変な思いをしてきました」という。新年度からは、すべての授業が対面形式になる予定といい、「まだ顔を見たことがない同学年の学生もいるので、出会えるのが楽しみ。このまま普通の学生生活が送れるよう、知事にはコロナ収束に向けた対策をしっかり実施してほしい」と願っていた。

 

写真=候補者の訴えに耳を傾ける市民たち(画像の一部を加工しています)

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