鬼の里では節分を前に鬼が恵方巻を持つ? 市大江支所職員が手作り
2022年01月19日 のニュース

鬼の里、京都府福知山市大江町河守中央、鬼瓦公園に設置してある「鬼の酒噴水」で、鬼の像が節分の時に食べる恵方巻きの作り物を持っている。節分には豆をまかれる立場の鬼だが、福が舞い込むことを願っている。
噴水は鬼伝説で町おこしを図った旧町時代の1989年にできた。台座の上に、杯などを持った信楽焼の鬼の像3体が据え付けられていて、台座の下部から水が噴き出る仕掛けになっている。
恵方巻きを取り付けたのは市役所大江支所。ハロウィーンやクリスマスなど季節ごとに、鬼の像に“装い”を施してきた。
今回の恵方巻きの作り物は女性職員が製作。サラダ巻きに似せ、フェルトや毛糸などを使って、のりやごはん、具の部分をこしらえた。
大江支所は「鬼が福を呼び寄せ、新型コロナウイルスの終息に導いてくれるのを願っています」と話している。
写真=恵方巻きの作り物はフェルトなどで作った