福知山駅に自由に弾ける「駅ピアノ」 市とライオンズクラブで

2021年11月15日 のニュース

 京都府福知山市のJR福知山駅構内に、自由に弾ける「駅ピアノ」が設置された。音楽を通じてにぎわいをと、福知山市と福知山ライオンズクラブ(足立康夫会長)の共同での試み。12月12日まで置いて、様々な人が思いおもいに奏でる音色で、まちの玄関口に活気を呼び込む。

 駅や空港、店舗や街角などで誰でも自由に演奏できるストリートピアノが全国で人気を集めている。

 市と同クラブは、新型コロナウイルスの沈静化を見計らって、温めていた駅ピアノ構想の実現に動いた。JR西日本福知山支社(宮本芳明支社長)の協力を得て、同支社管内で初めての駅ピアノが誕生した。

 ピアノは、ライオンズ会員が所有するヤマハのアップライトタイプで、12日午後に駅構内コンコース北口に運び込んで調律した。

 初日夕にはオープニングイベントとして、市内のオクムラ楽器音楽教室でピアノ講師をする池澤祐子さん(48)が、ドビュッシーの「ピアノのために」(プレリュード)など2曲を弾いた。

 演奏が始まると、駅にいた高校生や行き交う人たちが足を止めて聴き入った。演奏は10分程度だったが、多い時には50人以上が駅ピアノを囲んだ。

 池澤さんは「気持ちよく弾けました。できるだけたくさんの人に弾いてもらって、音楽を通じて心の交流ができたらいいなと思います」と期待する。

 ピアノの持ち主で、事業を担当した福知山ライオンズクラブ社会福祉委員長の衣川曜啓さん(54)は「設置作業中に通行人の方々から好意的な声をかけていただいたことがうれしかった。ピアノ経験者だけでなく、誰でも気軽に自由に楽しめる駅ピアノになってほしい」と目を細めた。

 駅ピアノの使用時間は、各日午前9時から午後5時まで。手指消毒液を備え付けている。福知山観光協会がピアノの管理、設置の効果検証、PRで協力する。


写真=オープニング演奏を多くの人が聴いた

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