「丹波のもみじ寺」 550本のコントラスト 長安寺のもみじが見ごろ
2021年11月10日 のニュース

「丹波のもみじ寺」として知られる京都府福知山市奥野部、臨済宗南禅寺派・長安寺(正木義昭住職)で、もみじが色付き、見ごろを迎えている。
境内や参道にはヤマモミジやイロハモミジ、ノムラモミジなど約550本が植わっている。毎年今の時期に色付き、紅葉のスポットとして人気が高い。
今年は10月終わりごろから葉色が変わり始めた。まだ色付いていない葉もあり、赤、黄、緑のコントラストが映える。
地元のほか、京丹後市や舞鶴市、京都市などからも多くの人たちが訪れ、カメラやスマホで紅葉の情景を撮影している。
正木住職(62)は「今年は異常気象のせいか、紅葉の進み具合が遅いようです。台風などが少なかったので、木々の傷みはなく、11月25日ごろまで見ごろが続くでしょう」と予測する。
写真=境内で色付くもみじ