市議会がタブレット導入で年6千枚のペーパーレス 議案や資料を共有
2021年06月04日 のニュース

京都府福知山市は、3日に開会した市議会6月定例会から、出席する市長や部長級職員ら理事者側24人が、タブレット端末の活用を始めた。議員24人は導入済みで、本会議出席者全員がタブレット端末を使うことになった。
議員と市側は、タブレット端末で予算書類や議案書類などを共有する。付箋やマーカーチェック機能などがあって使いやすく、会議運営の効率化とペーパーレス化を促進する。
市側が議会でタブレット端末を使うことで、年間6千枚の紙資料の削減効果が期待できるという。
市情報推進課は「いきなり全てがタブレット端末になるものではありませんが、導入効果を見極めて更にペーパーレス化を進めたい」としている。
写真=本会議でタブレット端末を使う市理事者ら