自治会別ごみ収集日、細分化した出し方も紹介 公立大生らがサイト公開
2021年06月11日 のニュース

京都府福知山市、福知山公立大学情報学部の学生を中心につくる任意団体「コード・フォー・フクチヤマ」(奥田諒平代表)が、スマートフォンなどで自治会ごとのごみの分別と収集日がすぐに分かる「福知山5374(ゴミナシ)サイト」を開設した。
団体は、公立大の学生、教員、民間企業社員、行政職員ら約10人で構成。市民生活の向上にIT技術を役立てたいと活動している。
日々生活をしていても忘れがちになるのがごみの収集日。細かい分別も必要で「『きょうは何のごみだったかな?』となることがあります」と公立大2年生の奥田代表。
福知山市はごみの出し方を、燃やすごみ▽燃やさないごみ▽容器包装プラ▽資源ごみ▽粗大ごみに大別し、資源ごみは更に空き缶、紙パック、空き瓶(無色透明、茶色、その他)など細かく定めている。それぞれ回収日や回収方法も異なる。
ゴミナシサイトは、他団体が開発したアプリを基に福知山向けに改編したもの。福知山市が公開するごみに関するデータなどを用いて、細かい分別方法や、選んだ自治会ごとの種類別の直近収集日を見やすくまとめている。
奥田代表は「できるだけシンプルに、ひと目で分かりやすいように色の使い方にも気を配りました。今後も改良を考えています」と話していた。
ゴミナシサイトはコード・フォー・フクチヤマのホームページで無料で公開している。
写真=自治会ごとのごみ収集日がひと目で分かりる