道路かさ上げなど水害対策、榎峠のトンネル化など 京都府の公共事業

2021年05月20日 のニュース

 京都府は、中丹広域振興局管内の公共事業について、今年度に実施する箇所の概要などを発表した。福知山市内では、河川改修や道路のかさ上げなど、水害対策を継続して行うほか、榎峠のトンネル化なども進める。

 水害対策では、2014年8月豪雨などで氾濫し、市街地に浸水被害をもたらした法川、弘法川の改修を進める。弘法川は300メートル、法川が400メートルの整備が残っているため改修する。

 また04年の台風23号、13年の台風18号により、石原や戸田地区などで浸水被害を発生させた大谷川。15年から築堤、河道掘削を実施していて、今年度も改修を進めるための測量、調査を行い、前田地区と土地区で橋の架け替えなどをする。

 下天津地区の国道175号について、道路かさ上げ工事を継続する。第1次緊急輸送道路に指定され、防災道路ネットワークとして重要な路線。同地区では、由良川の増水時に路面が冠水することから、460メートルの区間で約2メートルかさ上げし、防災機能の強化を図る。

 昨年度までに80メートルの工事が完了し、今年度は残りの部分に着手。16年から約6億円をかけて進めてきたが、今年度中に完了する予定にしている。

榎峠の測量やトンネル設備設計

 さらに兵庫県丹波市青垣町と福知山市上豊富地区を結ぶ榎峠は、急カーブが連続し、道幅も狭いことから、住民らが長年、トンネル化を要望し、昨年度に事業化。総事業費は21億7千万円で、今年度は5300万円をかけて測量、買収、トンネル設備設計を進める。

 このほか新規事業では、通学路として利用されている福知山綾部線のうち、歩道が未整備の730メートル区間(土~石原)で、自転車歩行者道を新設。総事業費は9億5千万円で、今年度は測量、調査、設計を実施する。


写真=かさ上げ工事を進める下天津地区の国道175号

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