市の防災アプリ 配信12日で2290ダウンロード

2021年05月17日 のニュース

 たびたび大きな水害に襲われている京都府福知山市は、市独自の防災アプリを制作。ダウンロード数が、配信開始から12日間で2290件になった。市危機管理室は「出だしとしては順調。今後も普及促進に努めたい」としている。

 アプリは、Android版とiOS版があり、1日から無料で取得できるようになった。

 アプリ内で登録する市内の自治会(町内会)単位の防災情報が手に入り、重要な情報はアプリを起動していない状態でも端末の画面に通知される。

 災害時には端末の位置情報機能を活用して、自分が今いる地点周辺の災害リスク、避難所の位置と混雑情報を確認できる。

 このほかの便利な機能では、雨雲レーダー、防災ライブカメラ、交通や電気などのインフラ・ライフラインの状況など、災害時に知りたい官民複数機関にまたがる情報をリンクページでひとまとめにして見やすくしている。

 アプリの普及促進にと市役所3階危機管理室=電話(24)7503=と3支所窓口で開設する「アプリ入れますサービス窓口」は6日から13日までに36人が利用した。高齢者が多く、市職員がアプリ取得を手伝い、使い方の説明もしている。

 市は「緊急事態宣言が解除されれば、市民にもっと積極的に働きかけていきたい」と意気込む。
 

 
写真上=市防災アプリのハザードマップ(洪水浸水想定区域)。緊急用土のうが置いてある場所や避難所などが示されている
写真下=防災アプリのホーム画面

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