由良川挟んで2カ所にあった消防団の活動拠点を高台に移転統合 有路下分団

2021年04月25日 のニュース

 京都福知山市大江町二箇下の府道沿いで進められていた、市消防団有路下分団(大槻路人分団長、団員39人)の統合車庫・詰め所新築工事が完了し、このほど地元の人たちに披露した。由良川を挟んで2カ所にあった分団の拠点を1カ所に集約した。

 有路下分団は2部あり、三河、高津江両地区による第1部は、国道175号沿いにコンクリートブロック造平屋建て延べ床面積21平方メートルの車庫があった。1984年より前に建てられ、積載車1台を入れるスペースだけだった。敷地は国道と同じ高さにあり、由良川の洪水時には浸水し天井まで浸かったことが何度もあった。

 第2部は二箇上、二箇下、市原の3地区で構成。府道から少し離れた場所に車庫と詰め所があった。コンクリートブロック造平屋建て延べ床面積48平方メートルで、建築年は不明。積載車1台分と詰め所があり、一帯が低い地形だったため浸水することがあった。

 これらの課題を解消するため、府道沿いの有路下体育館がある高台の市有地に拠点を整備。プールを撤去し、新しい車庫・詰め所を建設した。

 建物は木造2階建て延べ床面積136平方メートル。1階にAED(自動体外式除細動器)などを備えた多機能型消防車両など2台分の車庫がある。ほかにアルミ製船外機付きの舟を置く水防倉庫、水洗トイレ2つなどを配置。2階は詰め所、本部の部屋、給湯室などがある。建築費は3998万円(税抜き)。

 拠点の披露には、地域の人たちが訪れ、完成を喜び合った。大槻分団長は「これまでは車両などを守るために力を入れなければならなかったが、これで浸水の心配がなくなった。一致団結して、地域の安心安全のために努めていきたい」と気を引き締めていた。


写真=高台に完成した有路下分団の統合車庫・詰め所

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