同期の仲間と助け合い、信頼される自衛官に 福知山駐屯地で入隊式
2021年04月15日 のニュース

陸上自衛隊第7普通科連隊(小野田宏樹連隊長)の入隊式が、京都府福知山市天田の福知山駐屯地で12日にあり、自衛官候補生81人が新たな一歩を踏み出した。
候補生は18歳~32歳の男性。福知山市内の6人を含む京都府内53人、大阪府16人などで、福知山駐屯地で約3カ月間、基本の動作や戦闘などの基礎訓練を受ける。
小野田連隊長は「きょうからいろいろな訓練を行っていく。きついこと、苦しいことなど多くの試練が待っている。くじけそうになることもあるが、同期の仲間と助け合い、前向きに取り組んでほしい」と激励した。
候補生を代表して、田中翔さん(19)は「信頼される自衛官になりたい。伝統ある隊で、訓練できることを誇りに思い、私たち81人が全員そろって修了式を迎えることを誓います」と決意の言葉を述べた。
新型コロナウイルス対策として、昨年に続き保護者の出席を見合わせたほか、国歌は歌わず演奏のみ、宣誓の復唱も取りやめた。
写真=入場する自衛官候補生たち