国道を彩るピンクと紫 夫婦が育てるチューリップとムラサキハナナ満開
2021年04月07日 のニュース

京都府福知山市大江町蓼原の荒木伊佐男さん(89)と妻の千秋さん(88)が、近くの花壇で育てているピンクのチューリップとアブラナ科のムラサキハナナ(ショカツサイ、オオアラセイトウ)が満開となり、通行人を楽しませている。
花壇は国道175号と集落内を通る道路の交差点付近にある、広さ約120平方メートルの府有地。老人会が花を育てていたあとを受けて、30年ほど前から夫婦で四季の花を作り続けている。
チューリップは昨年11月に球根約1200個を植え、3月下旬ごろからピンク色の花を咲かせ始めた。ムラサキハナナも採取した種をまいて育ててきたもので、チューリップと一緒に見ごろとなった。
荒木さんは「荒れ地にならないようにと花を作っています。今年もきれいに咲いて良かった。草引きなど世話は大変ですが、喜んで見てもらえたらうれしい」と話している。
写真=咲きそろったチューリップとムラサキハナナ