福知山高校附属中学校の1期生が巣立つ 府立高校で卒業式

2021年03月01日 のニュース

 福知山市内にある京都府立3高校は1日、一斉に卒業式を開いた。全体で487人が門出を迎え、このうち土師の福知山高校(宮下繁校長)では、附属中学校から6年間通った生徒が、初めて巣立った。

 卒業生は、2015年に開校した附属中1期生36人を含む計249人。保護者らの拍手に迎えられ、マスク姿でも分かる引き締まった表情で入場した。

 国歌、校歌を流したあと、クラス担任が一人ずつ名前を呼んで生徒が起立。各クラスの代表が、宮下校長から卒業証書を受け取った。

 式辞で宮下校長は「コロナ禍で困難なときだからこそ、前向きに楽しむ姿勢が大切。福知山高校の卒業生として自信と誇りをもち、これまで磨いてきた力を発揮し、新たなものを生み出す気概を持って過ごしてほしい」と伝えた。

 このあと在校生代表の鈴木真弘君(2年)が送辞、全日制の卒業生代表の高橋叶妃さん、定時制の新宮康生君がそれぞれ答辞を述べた。

 新型コロナウイルスの影響で、卒業生1人につき保護者の出席を1人にしたり、在校生の出席を取りやめたりして、最小限の人数で開催。換気などの感染防止対策のほか、蛍の光の斉唱を無くすなど、時間短縮も図り、例年より20分ほど早く閉式した。

 ほかの2校では、府立工業が175人、大江が63人の卒業生を送り出した。

 
写真=宮下校長から卒業証書を受け取る卒業生(1日午前10時ごろ)

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