舞若道六人部PA下りに新名物 有名店プロデュースの醤油ラーメン
2021年02月15日 のニュース
舞鶴若狭自動車道の六人部パーキングエリア(PA)=京都府福知山市宮=を運営する朝日エアポートサービス(高津利明社長、本社・大阪府豊中市)は、大阪市の有名ラーメン店がプロデュースした「六人部醤油ラーメン」を下り線で販売している。だしにこだわったあっさり系の味で、人気を呼んでいる。
以前からラーメンは販売していたが、名物メニューに作り変えて、売り上げアップをめざそうと、リニューアルを決意。業者の仲介で、行列店の「人類みな麺類」に製作を依頼し、昨年12月23日から、税込み800円で販売している。
同店は、グルメサイトの食べログで、ラーメン百名店2020に選ばれるなど、人気の高い名店として知られる。コンビニとコラボしたり、山陽自動車道・三木SAのラーメンなども手掛けている。
六人部PA下り線では、だしや麺、具材など、すべて同店から仕入れていて、カツオ油の風味が際立つだしが特長。自家製麺のほか、黒コショウをまぶして作ったレアチャーシュー、メンマとネギが入っていて、あっさりした味わいに仕上がっている。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で、最近は観光客が激減し、来店するのはトラックドライバーが大半。それでもチャーハンとのセットなどを含め、一日平均40食ほどが売れているという。
木下智行店長(51)は「新型コロナが落ち着き、観光客らが増えてくれば、『このラーメンを求めて、福知山を訪れました』と言ってくれるような、名物メニューにしたい」と期待している。
六人部PA下り線は、赤鬼コロッケうどん・そば、手作りのたれで仕上げたぶた丼、夜久野そばを使った地鶏そばなども味わえる。
写真=あっさりした味が人気の六人部醤油ラーメン