ひとり親世帯にと米100キロ ブランド「京ほたる」の生産者会

2021年02月12日 のニュース

 京都府福知山市内でブランド米「京ほたる」を生産する農業者らの京ほたる会(芦田正輝代表)は、市内のひとり親世帯の支援に役立ててほしいと、市社会福祉協議会に京ほたる100キロを託した。

 市社協から、市父子福祉会と市母子寡婦福祉会を通じて、ひとり親世帯にそれぞれ2キロずつ届くようにする。

 京ほたるは、コシヒカリより大粒で甘さがあり、香り高い。大阪市内の料亭などで需要がある。芦田代表(73)と岡本嘉明副代表(75)が10日に内記二丁目の市社協へ米袋を持ち込んだ。

 預かった社協の夜久豊基会長は「ひとり親家庭の方々から、コロナ禍で生活が苦しくなり先が見えないという話を聞いています。命をつなぐ米としてお渡ししたい」と感謝した。

 同席できなかった父子福祉会の会長は「感謝の言葉しか出てきません。いただいたお米は子どもと一緒に感謝を忘れずにおいしくいただきます」。母子寡婦福祉会の会長も「貴重なお米の寄付はとてもありがたいことと感謝いたします」とのメッセージを寄せた。

 芦田代表と岡本副代表は「到底足りる量ではないですが、喜んでもらえるならうれしい」と話していた。


写真=芦田代表(中央)と岡本副代表(右)が夜久会長に米を託した

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