「鬼に親しみを」とステッカー2種類 大江駅などで無料配布
2021年01月15日 のニュース

鬼伝説のまち・京都府福知山市大江町の第三セクター大江観光(佐古明勇社長)は、アニメ風の鬼をデザインしたステッカーを作った。京都丹後鉄道大江駅の売店などで、無料配布している。
大江へ来た人たちに、大江山の鬼に親しみを持ってもらおうと、ステッカーを作製。デザインはプロのイラストレーターに依頼した。
丸形で2種類あり、1つは酒呑童子の子ども・鬼童丸の幼少期のかわいい姿。もう1つには鬼童丸の少年期のりりしい姿と、酒呑童子の家来・茨木童子の息子をイメージした姿がアニメ風に描かれ、両方とも「大江山」「鬼のまち 大江町へようこそ」の文字が入っている。
2千枚ずつ作り、売店のほか、大江山グリーンロッジ(佛性寺)、レストラン鬼力亭(北有路)でも配布している。
大江観光は「ステッカーを通じて、特に子どもたちに大江町や大江山、鬼について興味を持ってもらい、ファンになっていただければありがたい」と話している。
大江駅の売店では、鬼童丸などが登場する本「大江山の酒呑童子」を販売している。
写真=希望者に配布している、鬼を描いたステッカー