支援学校の生徒たちが門松作りで住民と交流 本格的な一対仕上げる
2020年12月13日 のニュース

福知山市私市の京都府立中丹支援学校(村田安弘校長)高等部の生徒が10日、近くの報恩寺地区の住民と門松作りに取り組んだ。生徒たちは竹の切り方などを教わりながら作業を進め、完成品は正面玄関に飾って新年を迎える準備をした。
支援校では毎年、タケノコの特産地でもある報恩寺地区の平石幸一さん(84)の竹林で、タケノコ掘り体験をしており、その縁もあって昨年から平石さんら住民と門松作りをしている。今年は新型コロナウイルスの影響でタケノコ掘りはできなかったが、竹林の間伐作業の手伝いを先日した。
門松づくりは同校敷地内の屋外で実施。7組の生徒たち10人が参加し、平石さんら4人に指導を受けて間伐した竹を斜めに切ったり、三俣産の葉ボタン、ナンテン、梅などを飾り付け、高さ180センチほどの一対を仕上げた。
生徒は「作業が難しいところもあったけど、完成してうれしかったです。たくさんの人に見てほしい」と話していた。
写真=門松の飾り付けをする生徒ら