過酷なレンジャー訓練14人が帰還 陸上自衛隊福知山駐屯地
2020年11月28日 のニュース

京都府福知山市の陸上自衛隊福知山駐屯地(小野田宏樹司令)で、65期生のレンジャー帰還式が24日にあった。陸自で最も過酷とされる訓練に打ち勝った20歳から30歳までの隊員14人が、栄誉のレンジャー徽章を授かり、気持ちをさらに引き締めた。
隊員らは、8月24日から訓練を始め、サバイバル術など基礎的な力を身に着け、山中にこもるなどして自らの体力と精神を突き詰めてきた。最後は、今月18日に丹後半島を出発し、同駐屯地までの約90キロを、途中いくつもの課題をこなしながら6夜7日で踏破した。
隊員たちが姿を見せると、訪れた家族や同僚たちは拍手で迎えた。小野田司令からレンジャー徽章を受け取った隊員らは「やっとスタートラインに立ちました。これから日々精進します」などと一人ずつ決意表明をした。
写真=小野田司令(右)からレンジャー徽章を受け取る隊員