福知山市「本能寺・謀反のお知らせハガキ」 今年を代表する100プロジェクト入り
2020年11月21日 のニュース

国内最大のクラウドファンディングサイト・CAMPFIRE(キャンプファイヤー)が、全国1万3千件超のクラウドファンディングの取り組みから選出した「2020年を代表する100のプロジェクト」に、福知山市の本能寺の変「謀反のお知らせハガキ」が入った。
クラウドファンディングは、自身が取り組みたい事業をインターネットで公開し、関心を持った不特定多数の人から資金を集めること。
市はクラウドファンディング型ふるさと納税を利用して、福知山城を築いた明智光秀に関するまちおこし事業に役立てるための寄付を7、8月に募った。

寄付者がもらえるお知らせハガキが、「本能寺の変」を模した遊び心満載のデザインで話題となり、寄付総額は当初目標から3・5倍の1148万円超となった。
「代表する100のプロジェクト」は、支援総額、支援者数、影響力・話題性を基に選出された。お知らせハガキの支援者数は3449人。100件中24番目の多さで、報道やSNSを通して広く注目を集めたことも高評価につながったとみられる。
市秘書広報課シティプロモーション係は「多くの方との縁で盛り上がることができた取り組みで、感謝しています」と話している。
キャンプファイヤーのクラウドファンディングアワード特設サイトでグランプリなどを決めるための一般投票が23日まで行われており、12月下旬に結果が発表される。
写真=市の「本能寺の変お知らせハガキ」が今年を代表するクラウドファンディング100件に選ばれた