後期訓練総仕上げの夜間行進、新隊員をカップ麺で激励 自衛隊家族会
2020年09月16日 のニュース

福知山自衛隊家族会(衣川莞爾会長)の会員16人はこのほど、京都府福知山市猪崎の三段池公園第10駐車場で、夜間行進訓練に臨んだ陸上自衛隊福知山駐屯地の新隊員96人に、うどんのカップ麺を差し入れして激励した。
家族会は福知山をはじめ陸自、海自、空自の各地で任務にあたる自衛隊員たちの家族で構成。夜間行進訓練は後期訓練の総仕上げとなるもので、計約20キロになる重い装備を着けて、真っ暗な市内を一晩通して35キロ歩く。苦しい行程を乗り切れるよう激励をと、会員たちはカップ麺を準備して、隊員たちが到着するのをじっと待った。
対面で手渡しするため、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、テーブル上に透明シートを設けて対応。汗だくになった隊員たちは、会員が差し出すカップ麺を「ありがとうございます」と受け取って味わい、英気を養った。
おいしそうにかきこむ隊員たちに笑顔を向け、会員たちは「一人の脱落者もなく訓練が無事終わるように」と見送った。
写真=隊員にカップ麺を手渡す会員たち