福知山市が全世帯にマスク購入券 医療・福祉用にも33万枚独自調達

2020年04月30日 のニュース

 福知山市は30日、新型コロナウイルス感染症関連の緊急追加分を盛り込んだ総額84億円の一般会計補正予算案など7議案を、市議会4月臨時会本会議に上程した。

 独自の感染防止策には1億円を計上した。品薄状態のマスクを買えるように、全世帯(約3万6400世帯)に中国製の大人用不織布マスク1箱(50枚入り)の購入券を配布する。値段は税込み2178円。府内では初めての取り組みという。

 5月下旬から6月上旬ごろ、各世帯に1枚ずつ購入券を郵送。市内で複数店舗を展開する小売店1社で使える。小売店の仕入れ額2800円との差額などを市が助成する。

 更にマスク33万枚を調達し、医療機関、社会福祉施設、幼稚園・小学校・中学校教員、避難所などへそれぞれ2カ月分を配布する。

 病院感染の予防策として、入り口に設置する「サーモグラフィカメラ」で患者の体表温度を測定するシステム購入費として800万円計上。対象は福知山市民病院と京都ルネス病院。

 出水期を前に、避難所での感染防止策にも取り組む。広域避難所の密集を避けるため、地区避難所へ分散させる。そのため広域、地区の計161カ所に非接触型の体温計や消毒液、間仕切りなどを配備する。

■テイクアウト支援も■

 支援策では、子ども1人につき1万円を支給する国の児童手当に、市が独自でひとり親世帯に2万円を限度とした児童扶養手当を上乗せする。

 京都府の休業要請に応じた事業所は、府から協力金を受け取れるが、市からも府と同等額の中小企業20万円、個人事業主10万円を給付する。

 このほか、市内のテイクアウト(持ち帰り)、デリバリー(宅配)をする店舗の利用促進などの経済支援に3億3千万円を盛り込む。
 
 
写真=全世帯がマスクを購入できるよう購入券を配布する

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