テイクアウトやデリバリーの店、市がネットで紹介 市民にも投稿呼びかけ

2020年04月17日 のニュース

 新型コロナウイルスの影響で落ち込む飲食業界を応援しながら、市民に毎日の食事を楽しんでほしいと、京都府福知山市は、テイクアウト(商品の持ち帰り)やデリバリー(商品の配達)をする市内飲食店の情報を集め、市ホームページと写真共有型SNS・インスタグラムで発信する。市民にはテイクアウト商品の紹介や味わった感想のSNS投稿で協力を呼びかけ、市全体で新型コロナに負けない福知山グルメを盛り上げたいと意気込む。

新型コロナを巡る外出自粛や会食を控える動きが続き、市内の飲食業界に影を落としている。感染拡大防止と売り上げ確保の両面からテイクアウトを導入する店が増えてきており、市として応援事業に取り組む。

事業は市のシティプロモーション「#いがいと福知山」にちなんだ「#いがいと福知山応援グルメ プロジェクト」。市内のテイクアウト、デリバリーの情報を発信、共有して活動の輪を広げたいという。

市のホームページで参加(掲載)希望の飲食店を募っており、20日からホームページとインスタグラムで順次店舗情報の掲載を始める。登録は無料。

すでにテイクアウト飲食店の応援に取り組んでいる福知山商工会議所青年部有志、市職員有志とも連携して展開する。

外食の機会が減る家庭の毎日の食卓をテイクアウトやデリバリーで少し華やかにし、食事を楽しむことで、新型コロナによる閉塞感の和らげにもつなげたいとする。

市民の参加が大きな力になる。

市民には「#いがいと福知山応援グルメ」「#福知山テイクアウト大作戦」のハッシュタグを付けて、市内飲食店のテイクアウト・デリバリーメニューを食べる前の写真や感想を店名と一緒にSNSに投稿してもらう。

市秘書広報課は「食事を楽しみながら、みんなで福知山自慢のグルメの応援にもなります。新型コロナに負けず、みんなで頑張るきっかけの一つになれば」と期待している。問い合わせは同課、電話(24)7000へ。


写真=テイクアウトを始め、案内の看板を店頭に設置している飲食店(厚東町の奏旬一心)

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