仲間と助け合い試練乗り越えて 陸上自衛隊福知山で入隊式

2020年04月08日 のニュース

 京都府福知山市の陸上自衛隊福知山駐屯地で、第7普通科連隊(小野田宏樹連隊長)の自衛官候補生課程の入隊式が6日にあった。紫紺色の制服に身を包んだ71人が、自衛官としての第一歩を踏み出した。

 今年度の候補生は、18歳から30歳までの男性。京都や大阪、滋賀など関西を中心に、遠くは鹿児島の出身者もいる。7普連教育隊で3カ月間、基礎的な動作や戦闘などについて学ぶ。

 入隊式は新型コロナウイルス感染防止のため、来賓と保護者は出席せず、例年よりも席の間隔を空けるなどの対策をして挙行。候補生たちは、引き締まった表情で入場した。

 小野田連隊長は式辞で「日本国の平和と国民の命を断固として守り抜くことが求められる仕事です。多くの試練が待っているが、同期の仲間と助け合って乗り越えてほしい」と期待を寄せた。

 続いて、候補生を代表して中川凱公さん(20)が「訓練では一日一日を大切に、同期で切磋琢磨し、胸を張って修了式を迎えられるよう、日々精進します」と決意の言葉を述べた。
 
 
写真=引き締まった表情で入場する候補生たち

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