天座一区と二区を4月に統合 市北部の自治会
2020年03月22日 のニュース
福知山市北部に位置する天座一区、天座二区の両自治会(ともに36世帯64人)が4月に統合し、「天座区自治会」として新たなスタートを切る。地元の多目的集会施設・天座会館について、市から両自治会で譲渡を受けることが主な理由。もともと両自治会は、行事や会計が一緒で、統合後も大きな変化はないという。
市は公共施設の地元譲渡などを進めている。両自治会で運営する天座会館もそのひとつ。老人会や役員会などで利用するため、市から打診を受けた際、「区民に必要な施設」と地域の意見がまとまった。
譲渡を受けるにあたって、2019年4月から具体的に動き出した。新たな規約作りなどを経て、12月には両自治会の統合と自治会に法人格を持たす認可地縁団体の申請を市に提出し、今年1月に受理された。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、区民が集まっての総会はせず、20日に書面による議決や新しい自治会長を決める投票を天座会館で実施。その結果、二区の自治会長、中村典之さんが新自治会長に選ばれた。
自治会の統合は2014年度の大江町公庄以来6年ぶり。これにより、市内は326自治会となる。
写真=両自治会が利用する天座会館