天守閣内の撮影を解禁、遠隔自撮りも 光秀の福知山城
2019年12月25日 のニュース

福知山光秀プロジェクト推進協議会と京都府福知山市は、明智光秀の福知山城天守閣を中心に写真撮影が楽しめるフォトスポット化計画に取り組む。遠隔操作カメラで、城にいる自身を通常の自撮りでは不可能なアングルから撮影できるサービス、錯視を利用したトリックアートなどで観光客誘致の促進を狙う。
城での遠隔操作カメラは、城内3階踊り場から外を眺める自分を、離れた地点から撮影でき、写真データをスマホにダウンロードできる仕組み。利用は無料。今年度中の早い時期に開始できるように調整している。
また、1月1日から、現在は一律禁止となっている天守閣内での撮影を解禁(一部除く)する。
このほか、写真共有型SNSのインスタグラムで、福知山城や光秀をテーマにした投稿を1月1日から募り、城のおすすめ撮影場所のマップ作りなども予定している。
錯視を使い立体的に見えるトリックアートは、1月に開館する福知山光秀ミュージアム(福知山城の下、市佐藤太清記念美術館内)の広場に設置する。福知山駅コンコースの床面にも城への案内サインを錯視で描く。
写真=城にいる自分を遠隔操作カメラで撮れるようになる(イメージ図)