水難事故を想定し水深7メートルを潜水捜索 三段池で市消防本部
2019年12月14日 のニュース

京都府福知山市の市消防本部は、水難救助隊38人が12、13両日、猪崎の三段池で冬季の水難事故を想定した訓練に取り組んだ。水深7メートルほどの場所で潜水し、要救助者の捜索技術を磨いた。
池に落ちた無人航空機(ドローン)を回収に行った男性がおぼれ、水中に沈んでいるという想定。隊員は2日に分かれて参加し、初日の12日は17人が臨んだ。
訓練開始時間の午前9時30分ごろは、気温9度、水温11度。潜水士の資格を持つ隊員たちがドライスーツ、空気ボンベを装着し、池に入った。3人1組のチームごとに、水中の視界が悪いなか捜索。浮上しては声を掛け合うなど隊の連携を確かめた。
写真=水難救助の訓練をする隊員