宝船・宝恵駕籠巡行させ新春初えびす復活 商議所青年部
2019年12月08日 のニュース

福知山商工会議所青年部(岸本道徳会長)は来年1月9日、「初えびす」を復活させる。七福神を乗せた宝船が、京都府福知山市内の市街地を巡行するほか、広小路通りから御霊公園まで駆け抜け、福男を決めるレースもする。時間は午後1時から4時まで。両丹日日新聞社後援。
16年間続いた新春の初えびすは2009年を最後に途切れたが、地域活性化、商売繁盛の機運を高められれば-と、復活を計画。EVISU-MARU委員会(谷龍太郎委員長)を立ち上げて準備してきた。
宝船は、2トントラックを改造して作った従来のものを使用。青年部メンバーが扮する七福神を乗せて綱で引き、広小路商店街やアオイ通り、駅北の商店街などを、太鼓を打ち鳴らしながら練り歩く。福女を乗せる宝恵駕籠も巡行する。
福男レースは初開催。広小路通りの福知山鉄道館ポッポランド2号館付近から、御霊公園までの直線約300㍍を走り、一番福を決めて賞品を贈るもので、16日まで参加者を募っている。
岸本会長(41)は「初えびすの運営に携わった会員が4人しかいなくなり、ここで復活させないと、二度とできないのではと思い、開催を決めました。一度きりの復活になりそうなので、みなさんも一緒に盛り上げていただければ」と話している。
写真=商売繁盛などを願って復活する(2009年の様子)