師走のまちで僧侶が托鉢 浄財は全額地域福祉に
2019年12月02日 のニュース

京都府福知山市の福知山市仏教会(会長・渡辺英俊洞玄寺住職)は2日午前、「歳末たすけあい托鉢」に取り組んだ。僧侶40人が師走のまちを歩き、市民に協力を求めていた。
毎年取り組んでおり、今年は南本町にある高林寺での総会に続き托鉢へ。雨の降るあいにくの天気となったが、午前10時前に同寺前で般若心経を唱えたあと、3班に分かれて出発した。
拡声器で協力を呼びかけ、鈴を鳴らしながら歩き、アオイ通り、駅周辺などを回った。僧侶が首から提げた箱に、市民らが次々と浄財を入れて協力した。
集まった浄財は地域福祉にと、当日のうちに両丹日日新聞社へ寄託した。
写真=托鉢に出発する僧侶たち(2日午前10時ごろ)