イベントシーズンを前にC58蒸気機関車を手入れ 福知山保存会

2019年09月30日 のニュース

 秋のイベントシーズンを前に、催事会場へのアクセス道、京都府福知山市広小路通りにある福知山鉄道館ポッポランド2号館で29日、福知山SL保存会(松山美昭会長)がC58形蒸気機関車を磨き上げた。

展示しているC58形56号機は1939年(昭和14年)に製造され、福知山機関区でも活躍した。清掃は、旧国鉄時代からSL運行などに携わった人たちで83年秋に組織した保存会が定期的に行っている。

作業にはメンバーら29人が参加。全長が約18メートルもある巨体の大きな動輪や、動輪をつなぐ連結棒、真ちゅう製の安全弁などを手分けして磨いたあと、全体を油で拭き取って黒光りさせた。

清掃には、遠くは滋賀県大津市の会社員、田中英幸さん(54)も参加。「幼少のころからのSLファンで、3年ほど前にポッポランド2号館を訪ねて以来、自身の楽しみとして清掃作業に参加させていただいています」と話し、笑顔で手を動かしていた。

松山会長(72)は「このSLは福知山のシンボル的な存在で、大切に守っていきたい。休館している1号館(鉄道資料館)が再開することになり、きょうはその話題で持ち切りです」と喜んでいた。


写真=SLを丁寧に清掃するメンバーら

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