全福知山学童野球 昭和GUTSが惇明破り連覇
2019年08月10日 のニュース

第49回全福知山学童野球大会の決勝が10日、京都府福知山市和久市町の福知山SECカーボンスタジアム(福知山球場)で開かれ、昭和GUTSが惇明ホークスを5-0で破り、2連覇を達成した。市など主催、市野球協会主管、両丹日日新聞社など後援。
福知山の野球少年少女にとっての「甲子園」と称される大会で、今年は14チームが7月27日からトーナメントで熱戦を繰り広げてきた。
当初は8月4日に準決勝、決勝の3試合を行う予定だったが、選手を襲う猛暑を考慮して、決勝を10日朝からに変更した。
見ているだけでも汗が噴き出す暑さの中で行われた。スタンドには多くの保護者が駆け付け、メガホンやうちわを片手に「思いっきりいけ」「しんどいけど、がんばれ」などと声援を送っていた。
昭和0002012=5
惇明0000000=0
審判=小林、池本、奥村、織田
〇…初回からお互いに好機をつくりながら無得点。序盤は拮抗した展開となったが、昭和は4回表、1死一、二塁から5番山口の適時打などで2点を先制。終盤はさらにリードを広げた。
先発は主将の森下。最後まで投げ切り、完封で連覇に貢献した。
惇明は森下を何度も攻めたが、あと一本が出ず無得点に終わった。
森下主将(昭和小6年)は「優勝できて、ものすごくうれしいです。毎日の練習がこの優勝につながりました。チームメイトもカッコ良く活躍してくれ、みんなでつかんだ勝利です」と喜んだ。
写真=4回表、5番山口の適時打などで生還した二走西隠居(中央)と一走森下(右)をハイタッチで迎えるベンチ