高校野球京都：福知山成美が延長サヨナラ　乙訓破り8強入り

　第101回全国高校野球選手権京都大会は13日目の18日、福知山成美がわかさスタジアム京都（京都府京都市）の第1試合で乙訓と4回戦を戦い、延長戦に突入の末、2－1でサヨナラ勝ち。8強入りした。

　1－1のまま試合は延長に入り、10回裏、1死二塁から神内がサヨナラ打。息詰まる熱戦に終止符を打った。先発したエース小橋は、10回を完投した。

　福知山成美は21日、わかさスタジアム京都の第2試合（午前11時開始予定）の準々決勝に臨む。相手は立命館宇治－久御山の勝者。

乙訓
０００００１
　　００００＝１
００１０００
　　０００1x＝２
福知山成美

　○…成美は10回裏、先頭の5番原が内野強襲安打で出塁。1死二塁とし、7番神内が右中間に劇的なサヨナラ打を放った。

　3回に原の先制打でリードしたが6回に追いつかれ、成美は後半の再三にわたる勝ち越し機をものにできず、苦しい戦いをしいられた。だが、小橋の粘りの投球が最後に生かされた。