夏まつり協賛うちわとチラシ 大江高生がデザイン
2019年07月11日 のニュース
京都府福知山市大江町河守の京都丹後鉄道大江駅前周辺で8月3日に開かれる「鬼力の由良川夏まつり」(実行委員会主催)の花火大会の協賛うちわとまつりのチラシのデザインを、同町金屋の大江高校ビジネス科学科の生徒3人が考案した。いずれも鬼をデザインしたアニメ風の絵柄になっている。
7年前から協賛者にお礼として渡すうちわのデザインを大江高に依頼している。近年はチラシのデザインも頼んでいる。
今回うちわのデザインをしたのは3年の岸元深月さん、山岡美里さんの2人で、片面ずつ担当した。
岸元さんは花火を見る浴衣姿の男女カップルを色鉛筆で描いた。そばには赤、青、黄色のかわいい鬼の絵も添えている。山岡さんはパソコンを使い、浴衣を着た若い鬼のカップルと、バックに花火が上がっている様子を描いている。
チラシは2年の坂元慶乃さんが受け持ち、花火大会会場の屋台の前に立つ男子の鬼を、スマホのアプリを使ってデザインした。
3人ともコンピューターグラフィックスの授業の一環で取り組んだ。岸元さんは「自分の気になる人と一緒に花火を見ることができればいいなという思いで描きました」。山岡さんは「由良川の夏祭りなので、川に花火が映っているところも描写しました」と言う。坂元さんは「人物を、少し怖い妖怪をイメージして描きました」と話している。
うちわは1800本製作。協賛金は1口1千円で、受付場所は京都北都信用金庫大江町支店、京都丹の国農業協同組合大江支店、大江まちづくり住民協議会。8月2日まで受け付ける。
写真=協賛うちわとチラシをデザインした大江高の3人(左から山岡さん、岸元さん、坂元さん)