J2山形の大槻が決勝ゴール チーム首位に貢献
2019年04月10日 のニュース

京都府福知山市今安出身で、サッカーのJ2モンテディオ山形に所属するFW大槻周平選手(29)が7日、リーグ第8節の東京ヴェルディ戦に途中出場し、終了間際に価値ある決勝ゴールを決め、チームに逆転勝利を呼び込んだ。大槻選手は今季初得点。
山形は今季、開幕戦こそ敗れたが、その後は堅守が光る戦いぶりで、6戦負けなしの5位で第8節に挑んだ。大槻選手はここまで、全試合に出場し、うち2試合は先発した。
7日の試合はホームのNDソフトスタジアム山形であった。0-1で折り返した山形は、後半15分に追い付き、勝利をめざしてより攻勢に出たが、同点のまま終盤に突入。42分からピッチに立った大槻選手が、45分に右サイドからのセンタリングに頭で合わせ、劇的なゴール。最後まで集中を切らさずに守り切った。
大槻選手は「クマ(熊本雄太選手)が良いボールを上げてくれたので、頭に合わせるだけでした」とゴールシーンを振り返る。
また、今季初得点について「開幕からずっと使ってもらいましたが、なかなか結果を出せなかったので、悔しい思いをしていた。本当に点が取れて良かった」と話し、次の試合に向けて「J1に昇格するために、次もしっかり勝てるように頑張りたい」と意気込む。
この勝利で勝ち点を17に伸ばした山形は、7年ぶりに首位に立った。次節は13日、アウェーでアルビレックス新潟と対戦する。
写真=逆転ゴールを決め、喜ぶ大槻選手(13番)=モンテディオ山形提供