甲子園で元気にプレーを センバツを前に成美が来訪
2019年03月14日 のニュース

5年ぶり3回目となるセンバツ出場を決めた福知山成美高校野球部の井本自宣監督(45)と選手ら4人が12日、地元京都府福知山市の両丹日日新聞社を訪問し、甲子園での決意を表明した。
井本監督と岡田健吾、小橋翔大両主将(ともに2年)、有田龍大部長(31)が訪れた。ダブル主将制をとるチーム事情や、15日にある組み合わせ抽選会など今後のスケジュールを勝方努代表取締役社長に伝えた。
地元出身の井本監督は「成美は伝統的に打撃のチームですが、今年は守りからリズムを作って攻撃につなげています。甲子園では1勝でも2勝でも多く勝ち進みたい」と抱負を述べた。
牧出身の小橋主将は「甲子園出場は、福知山に元気を与えられることだと思います。僕たちの持ち味の元気を甲子園で出せたら、いつものプレーができると思います。新チームから目標にしてきた京都勢通算200勝を達成したい」と意気込みを語った。
勝方社長は「甲子園では井本監督のご指導の成果を発揮して、楽しんでほしい。本番まで体調管理に気をつけてください。健闘を祈ります」とエールを送った。
また同日、福知山市役所でセンバツ出場報告会が行われ、井本監督や両主将ら5人に大橋一夫市長は「出場おめでとうございます。近畿代表として甲子園出場の快挙は大変うれしく、誇らしく思う。チーム一丸となって全力を尽くして、悔いの無い思い出に残る大会にしてほしい」と激励した。
これを受け、岡田主将は「守備から攻撃を生かす僕たちの野球を貫いて、日ごろ応援してもらっている福知山の方々に元気を伝えられるようなプレーで感謝を伝え、恩返ししたい」と、決意を表明した。
写真=両丹日日新聞社を訪れた有田部長、井本監督、岡田、小橋両主将(左から)。勝方社長が迎え入れた