ソフトテニス福知山Jrから全日本U-14に選出 柴田・浜中ペア
2019年02月21日 のニュース

京都府福知山市の福知山ジュニアソフトテニスクラブ(土田康輔代表)に所属する柴田凛・浜中陽(ともに昭和小6年)ペアが、2019年度の全日本U-14チームに選出された。福知山ジュニアの現役メンバーが選ばれるのは初めて。
日本ソフトテニス連盟が1月22日にナショナル、U-20、U-17、U-14の各メンバーを発表した。U-14チームには、全国大会優勝ペアや選考会をくぐり抜けた男女各20人が入った。
柴田・浜中ペアは、昨年8月の第35回全日本小学生選手権大会の女子個人戦で優勝した実績が評価された。女子20人のうち、小学生は4人であとは中学生になる。
両選手ともソフトテニス一家の末っ子として育ち、幼稚園年長の時に同クラブで競技を始め、小学1年からペアを組む。土田代表は「お互い攻撃的な選手。いろんなボールを打てるので、相手の陣営を崩してミスを誘える。器用な面があって、戦術によって後衛、前衛を換えてもこなせる」と高く評価する。
互いの良いところは、柴田さんは浜中さんについて「走らされてもいろんなボールを返せるところがすごい」と話し、浜中さんは柴田さんについて「ミスが少なくて、ラリー中に短いショットがたくさん打てる」という。
今後は、定期的に開かれる全日本の合宿に参加する。さっそく9日から14日まで三重県四日市市で実施された1回目の合宿を経験。ドーピングの知識や栄養指導、トレーニング方法などを学んだ。
「全日本に選ばれてうれしい」と口をそろえ、柴田さんは「合宿には上手な人がいっぱいいるので、その人たちのまねをしたい」と技術向上に意欲を示す。浜中さんは「周りのレベルは高いけれど、他の選手に負けたくない」と意気込む。
4月からは、柴田さんはソフトテニスの強豪・就実中学校(岡山県)、浜中さんは地元の南陵中学校に進学する。今後の目標はともに、宇治市で開催される19年度の全国中学校ソフトテニス大会で活躍すること。大舞台での再会を誓い合っている。
写真=全日本U-14チーム選手に選ばれた柴田(左)・浜中ペア