1年かけアルミホイール回収 自動車整備協組が交通遺児支援
2019年02月05日 のニュース

中丹自動車整備工業協同組合青年部会(伊藤隆浩部会長)は、京都府福知山市長田野町にある組合の敷地内で2日、この1年間に回収した自動車アルミホイールの仕分け作業をした。市内のリサイクル業者に引き渡して換金。交通遺児支援事業に寄付する。
自動車に携わる仕事をしているため、交通遺児を支援する活動ができれば-と、02年から続けている。社会貢献活動を評価され、これまでに通算5回、府知事から感謝状を受けた。
今年は、組合に加入する自動車整備工場88事業所から、不要なホイール279個を回収。青年部会のメンバー20人が、センターキャップや空気バルブなどを取り除き、換金できるアルミだけにして、回収コンテナに積み込んでいった。
寄付額は23万2500円で、17年間の累計は321万7858円になった。来年以降も回収し支援活動を続けることにしている。
写真=手際よく作業する青年部会のメンバー