【由良川】アユ釣り「過去20年で最高」 天然遡上多く
2024年07月18日
福知山市内の由良川本流、支流などでアユ漁が好調だ。内記一丁目に事務所を置き、買い取りをしている由良川漁業協同組合(日和隆組合長)によると、6月の竿釣り解禁から、昨年の1・5倍ほどのペースでアユが持ち込まれているという。
天然の遡上が多いとみられ、漁協は「過去20年ほどで最も良い状況」としている。一方で、天候の影響もあってほとんどが15センチほどの小ぶりで、大きいものでもようやく20センチほど。7月から網漁も全面解禁されているが、雨による増水で、網漁ができない状況が続いている。
漁協は「友釣りでも30匹近くを上げる人がいる良い状況です。今後、天気が回復して水量が落ち着けば、網漁にも期待ができます。期間中はたくさんの人に漁を楽しんでもらえれば」と話している。
9月いっぱいまで楽しめ、10月は禁漁期間。11月から産卵を終えた「落ちアユ」漁が解禁される。
漁には遊漁証が必要で、年券が1万1千円、日券は3500円。市内の釣具店などで購入できる。
問い合わせは由良川漁業協同組合、電話(22)2844へ。
週末の舞鶴湾の潮位
【20日】
満潮=12時3分(49センチ)
干潮=20時25分(15センチ)
【21日】
満潮=3時43分(39センチ)、12時58分(50センチ)
干潮=6時21分(38センチ)、21時14分(13センチ)
写真(クリックで拡大)=今年、漁協に持ち込まれたアユ