【由良川】落ちアユ漁が11月1日解禁 早く下っている可能性

2022年10月27日

 産卵のためや産卵を終えるなどして河川を下る「落ちアユ」の漁が11月1日午前6時に、京都府福知山市内などを流れる由良川本流、支流で解禁される。オスには婚姻色と呼ばれるオレンジ色の模様が体に浮かぶ。

 管轄する由良川漁業協同組合(日和隆組合長)は例年、10月を産卵期間として全面禁漁にしている。今夏のアユ漁は昨年と比べると、竿、網ともやや減少したものの、好調な年とほぼ同じ水準だっという。

 全体的には釣果の良い場所と悪い場所のムラがあったほか、アユの成長もばらばらで、25センチほどが多い場所や20センチに満たない小さいものばかりの場所もあった。

 漁協は「今年は気温や雨の関係で、アユが早く下っている可能性があります。上流部よりも大江町などの下流部の方がよく取れるのではないでしょうか」としている。

 また、漁協は昨年から、海から遡上してくる天然アユを増やそうと、卵を持ったメスや成長したオスの親アユの放流にも取り組んでいる。今年も10月中に大江町の本流で約5千匹を放した。

 アユ漁には遊漁証が必要で、市内の釣具店などで販売している。問い合わせは由良川漁業協同組合、電話(22)2844へ。
 
 
写真=今年漁協に持ち込まれたアユ

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