【由良川】雨少なくアユの成長に遅れ 7月から一部区間で網漁解禁
2022年06月23日

京都府福知山市内などを流れる由良川本支流で、7月1日午前6時にアユの網漁が解禁される。竿釣りは6月から解禁されており、管理する由良川漁業協同組合(日和隆組合長)は「天然の遡上も多く、魚はいますが、雨が少ない影響で成長が遅れています」という。
全体的に体長15センチまでの小ぶりなサイズが多いが、買い取りをしている漁協には一日に100匹ほどが持ち込まれている。水かさが低く竿を出せる場所は限られているものの、大江町などの下流ではよく釣れている。
漁協は「天候次第ですが、水量が増えれば、サイズも大きくなってくるので、これからに期待したい」としている。
竿、友釣り専用区での網漁は8月1日から。期間は竿、網ともに9月30日まで。
遊漁証が必要で、市内の釣具店などで購入できる。年券が1万円、日券は3千円。
週末の舞鶴湾の潮位
【25日】満潮=1時5分(28センチ)、11時6分(35センチ)▽干潮=5時9分(26センチ)、19時1分(15センチ)
【26日】満潮=2時22分(29センチ)、11時32分(37センチ)▽干潮=5時15分(29センチ)、19時38分(14センチ)
写真=21日に漁協に持ち込まれたアユ