【白杉】サゴシが釣れ始める 15センチ前後のアジも好調
2020年12月10日

青空が広がった5日、何が釣れているかと、京都府舞鶴市白杉を訪れた。管理人室の女性に聞くと、「最近は体長15センチ前後の小アジ、体長30センチから50センチほどのサゴシが上がっています。11月の下旬には体長50センチのマダイも上がりました」という。
湾内の堤防を回ると、多くの家族連れらがサビキ釣りを楽しんでいて、グレ、アジなどを上げていた。なかには「3時間ほどでクーラーボックスがいっぱいになりました」というグループもいた。
先端の方ではサゴシ、チヌなどを狙う釣り人が竿を出し、舞鶴市内の男性(55)は「最近よく来ています。いつもはサゴシが5匹ほど上がるけど、きょうは1匹だけで今一つです」と話していた。
サゴシは晩秋から春先にかけてが旬の魚で、サワラの幼魚のこと。白身魚だが、身はやや水っぽく、照り焼きやムニエル、西京焼きなどにする。ルアーで狙うことが多い。
週末の舞鶴湾の潮位
【12日】満潮=12時54分(24センチ)、23時49分(28センチ)▽干潮=6時33分(4センチ)、18時30分(16センチ)
【13日】満潮=14時4分(25センチ)▽干潮=7時25分(0センチ)、19時17分(18センチ)
写真=白杉で釣りを楽しむ人たち