【宮津】アオリイカ上がり始める 栗田湾などで胴長13センチ
2020年09月18日

京都府宮津市の栗田湾などでアオリイカの新子が上がり始めた。
福知山市下荒河の丹後釣具店によると、栗田湾では10日、胴長13センチほどで19匹釣れたという。同店は「例年通りにシーズンを迎えたようです。これから10月いっぱい、水温が下がるまでは楽しめるのではないでしょうか」と話している。
アオリイカはイカ類の中で最もおいしいとされ、刺し身などで食べられる。厚みがあって軟らかい身は、ねっとりとして甘みがある。初夏に沿岸の海藻などに産卵し、秋ごろから徐々に大きくなり始める。
餌木と呼ばれるルアーによく似た仕掛けだけで狙うことができ、その手軽さなどから人気を集めている。
このほか、大江町から河口にかけての由良川では、セイゴが上がっているほか、舞鶴、宮津ではアジ、キス、チヌなどが釣れている。
週末と祝日の舞鶴湾の潮位
【19日】満潮=3時18分(42センチ)、15時27分(50センチ)▽干潮=9時23分(25センチ)、22時26分(24センチ)
【20日】満潮=3時49分(43センチ)、16時28分(48センチ)▽干潮=10時23分(23センチ)、23時6分(28センチ)
【21日】満潮=4時22分(44センチ)、17時34分(45センチ)▽干潮=11時22分(21センチ)、23時46分(32センチ)
【22日】満潮=4時58分(45センチ)、18時51分(42センチ)▽干潮=12時22分(21センチ)
写真=10日に上がったアオリイカ